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指紋検出とは|杉内指紋鑑定事務所指紋検出とは|杉内指紋鑑定事務所

物に指紋が付着するわけ 物に指紋が付着するわけ

人の指や手のひらには、汗と脂肪分が付着しており、これらの物質が指や手が触れた物体に転移して指紋が付着します。しかし、付着した指紋は無色透明ですから肉眼で見えることは極めて稀です。

物に付着した指紋の検出可能期間 物に付着した指紋の検出可能期間

「物に付着した指紋の検出はどのくらいまで可能なのか」と言う質問はよく聞かれますが、これに対して明確にお答えできないのが実情です。 個人の肉体に個人差があるように、体内から出る汗や脂肪分の量質もそれぞれ違い、物に触れた時の押圧力の強弱、押圧時間の長短、物体の組成・表面の滑祖、吸収性の有無等によって違ってくるほか指紋の付着した物が置かれた場所が屋外か、屋内か、温度・湿度の高いところか低いところかなどの環境・気象条件によっても違ってきます。これらのいくつかの条件の組み合わせや影響を受ける程度によって指紋の検出可能期間に大きな差異が生じるからです。

指紋の検出・採取方法 指紋の検出・採取方法

主な検出方法には、脂肪分を対象とする方法、アミノ酸を対象とする方法、水分を対象とする方法などがあります。 ○脂肪分と対象とする方法 検出対象物体の材質、表面状況、色及び環境条件などを考慮して、アルミニーム粉末、黒色粉末、石松子粉末、紅色粉末などを用いて検出し、ゼラチン紙やセロハンテープなどに転写して採取します。 ○アミノ酸を対象とする方法 主として紙類からの指紋検出に用いる方法で、アミノ酸に反応するニンヒドリンを付着させて検出し、写真撮影して採取します。 ○水分を対象とする方法 物体に付着した指紋は、外気の水分を吸収して湿潤した状態となっているので、この水分に瞬間接着剤から発生するガスを付着させて検出し、粉末を付着させてゼラチン紙に転写するか、写真撮影して採取します。

指紋検出の難しい物体 指紋検出の難しい物体

○人体皮膚 人体の皮膚には、指や手のひらに付着している汗や脂肪分と同一の物質が付着しているため、これらの物質を対象とした検出(採取)方法を用いても効果はありません。昔から研究されていますが未だに効果的な方法は開発されていません。 ○皮革・布類等 皮革及び布等は表面が凸凹な上にその組成がポーラスなため、これらの物に付着した汗や脂肪分は極めて短時間の内に物体内に浸透してしまい指紋の検出は困難となります。